PR
「現在中小企業で働いています。やはり大手企業への転職は難しいものでしょうか?」
いえ、全くそんなことはありませんよ。
自分次第で、どうにでもなります。
私は「中小企業」と「大手企業(上場企業)」の両方で働いたことがあります。
その経験を踏まえて、次のように断言します。
- 中小企業で「即戦力」として活躍しているなら、大手企業へ転職できる。
これ、間違いないワン。
ほほう?
中小企業で、第一線で活躍できているなら、大企業の業務も問題なくこなせます。
むしろ、大手企業の方が「業務内容」が分業されているので、転職をすれば多少楽?に感じるかも知れません。
実際に私は、大手企業で働いた時よりも、中小企業で働いた時の方が、業務が遥かに大変でした。まず、「業務の幅」が全然違ったからです。
大手企業の中途転職者は、どこから採用していると思いますか?
大手企業の中途採用
- 他の大企業からの求職者を採用する。
- 中小企業からの経験者を採用する。
普通に「中小企業の経験者」も採用しているのですね。
だから、今まで中小企業で頑張ってきたなら、
「大手企業へ転職をしたいけど、無理っぽい・・・。」
なんて思う必要はありませんよ。
後は、今までやってきたことを「いかにアピール」して入社をするだけなのです。
今回は「中小企業から大手企業への転職」について、有益な情報をお届けします。
中小企業で即戦力として働いているなら大手企業で問題なく通用する
「大企業で働きたい!」と思う時、まず頭をよぎるのは次のことではないでしょうか。
「果たして大企業のレベルに自分がついていけるのだろうか・・・。」
私は断言します。
- 中小企業で活躍できているなら、大企業でも問題なく活躍ができる。
イメージ的に理解をするため、まずは大企業の業務内容について考えてみましょう。
大手企業の業務内容の特徴
・そのため、自分の職域の業務にひたすら専念する傾向がある。(分業化されているから)
・目の前の仕事に慣れることができれば、難なく業務をこなせるようになる。
大手企業では、いかに「生産性を高めるか?」に重点が置かれているため、環境が整備されている場合が多いのです。
そのため、仕事内容においても、管理体制が整っているため、さほど「難しい・・・」といったことは、実はそんなにありません。
もし、どうしても「業務がきつい・・・」となった場合は、上司が助けてくれるものですよ。(私も助けてもらった経験があります)
意外ですね!
うん。大手企業ほど、この傾向が強いワン。安定しているワン。
私の場合は、IT業界で大企業に所属をしていましたが、その時の経験を元に内容を記載しています。しかし、上記の内容はどの業界にも当てはまる普遍的な事実です。
一方で、中小企業の業務内容はどうでしょうか。
中小企業の業務
・加えて、「仕事の量」もかなり多い。(人手が足りないから)
・常に、色々な仕事を同時に捌いていく必要がある。(会社が回らないから)
いかがでしょうか。
実は、業務内容自体は、中小企業の方が圧倒的に大変だったりします。
これ、意外と知られていない事実です。
私の場合は、大手企業から中小企業に転職をした経験があるのですが、その時は大変でした。「大手企業出身だから楽勝♫」と思っていたのですが、とんでもない・・・。幅広い業務をこなすのに精一杯で、当初は苦労をしたことを、今でもはっきりと覚えています。
大手企業というと、働くイメージが大変そうですが、決してそんなことはありません。
だから、中小企業でこれまで頑張ってきたなら、気づかない間に、「大企業で通用する人間」になっているのですね。
自信を持ってください。
中小企業で、第一線でやってこれているなら、大手企業でも問題なくやっていけます。
昔、新卒の時に大手企業に就職できなかった人も、中小企業で経験値を積んだ今なら、話は全く別ですよ。面接での見られ方も、間違いなく以前とは違います。
こう思うと、「おや?大手企業に転職するのは無理ではなさそうだ?」と思えてきませんか。
まずは、「大手企業で働くことが難しそう・・・」というメンタルブロックを外すことからスタートです。
こんな人は既に大手企業への挑戦権を手にしている
前項で、中小企業で即戦力として活躍しているなら、「大手企業への転職」は決して無理ではない、と述べてきました。
では、「即戦力」とは具体的にどういったことを指すのでしょうか。
イメージが湧きやすいよう、もう少し掘り下げて見ていきますね。
・「幅広い経験」を積んでいる。
このいずれかを満たしていれば、「大企業への転職」は難しくありません。
それぞれ見ていきましょう。
「専門スキル」がプロレベルとしてしっかり通用している
自信の専門分野で、しっかりプロ水準の「スキル」「経験」があるなら、大企業でも通用します。
なぜなら、「中小企業」で働こうが、「大手企業」で働こうが、自分が担当する専門領域の仕事内容は変わらないからです。
簡単に言うと、以下のように言えます。
- 環境が変わるだけで、専門領域の仕事内容に「差」があるわけではない。
- むしろ、大手企業の方が安定しているので、業務内容のハードルは下がるケースが多い。
客観的に考えて、自身の分野で「プロ水準のレベル」に達しているのであれば、間違いなく大企業でやっていけます。
むしろ、大手企業は「中小企業の経験者」を求めているのです。
なぜでしょうか?
大手企業が「中小企業の経験者」を求める理由
- 既に中小企業でたくさんの経験を積んでいるから、「即戦力」として雇える。
- 即戦力として働いてもらえるから、「教育コスト」がかからない。
- 社会人マナーも備わっているので、新卒のように「研修」する必要もない。
- つまり、「中小企業の経験者」を採用をするのは、かなり割に合う投資。
なるほど〜!「中小企業出身者」は自信を持って良さそうですね!
うん。そういうことだワン。
以下はオススメの転職プランです。
- 中小企業でまずは経験を積む。
- 「スキル」「実績」ができたら、それを武器にして大企業へ転職する。
- 今までにはなかった「安定の環境」を手に入れる。
中小企業で頑張ってきたなら、大企業で活躍できるステージに突入です。
「幅広い経験」を積んでいる
中小企業では、「業務の幅」が広いと述べてきました。
本当にその通りで、中小企業の環境で、マルチに仕事をこなしてきている人は、自信を持っていいと言えます。
私が中小企業で働いた時の業務内容
・お客様との折衝業務。(大企業ではここまで担当しない)
・資料作成業務。(大企業ではここまで担当しない)
・仕事メンバーのディレクション業務。(大企業ではここまで担当しない)
今の環境では、当たり前のように複数の仕事をこなしているだけかも知れませんが、それは立派なことなのです。
大手業は「幅広い経験」を積んできた人を、高く評価してくれるからです。
私の転職経験でも、職務経歴書を見て、プラスに受け取ってもらえることが多かったです。今、目の前のことに全力で取り組んでいれば、必ず誰かがそれを評価してくれます。
中小企業で、幅広く活躍してきた方に、オススメな転職プランは以下です。
- 中小企業で「幅広く業務」をこなす。
- 「スキル」「実績」ができたら、それを武器にして大企業へ転職する。
- その際、高く評価をしてもらって「年収」をアップする。
- 今までにはなかった安定の環境を手に入れる。
いかがでしょうか。
「中小企業の経験者」は、大企業への挑戦権を持っているのです。
職務経歴書に実績をしっかりアピールする
ここまでの内容で、「中小企業」の最前線で活躍してきたなら、決して「大企業への転職」が無理ではない、ことが分かってもらえたと思います。
ここからは、より「実践的」な内容に焦点を当てていきましょう。
大企業へ転職をする際、心がけるべきことがあります。
それは、これまでの「経験」「実績」をしっかり職務経歴書にアピールすることです。
なぜでしょうか?
大手企業には、日々多くの求職者からの応募があります。
その中で、「おっ。この人は良さそうだ」と直感的に良いと思ってもらった人以外は、残念ながら、履歴書はゴミ箱行きです。
ひ〜ん。
現実を甘く見てはいけないワン。
大手企業の選考において、「書類選考」こそが、最大の難関と言っても過言ではありません。
せっかく、中小企業で努力をしてきても、採用担当者に伝わらなければ、意味がありませんよね。
でも、大丈夫です。
次の内容を抑えれば、「書類選考突破率」がグッと上がります。
・「実績」を詳細に記載する。
詳しく見ていきましょう。
「実績」を詳細に記載する
これまでのキャリアで出した結果を可能な限り記入しましょう。
その際、できるだけ「数字」を用いて記載するとGOODです。
参考として私が記入した事例を見ていきましょう。
Web制作の場合
・コーポーレートサイトの制作を30サイト経験。(こなした数を記載すると、経験値が伝わりやすい)
->実績URL : AAA・・・(実際の内容が確認できると、面接官に見てもらいやすい)
->担当した部分 : デザイン設計、デザイン、コーディング、プログラム設置(「何の作業をしたか」を伝える)
->使用した技術 : html,css,wordpress,photoshop(「何ができるか」を伝える)
細かく記入すればする程、他の候補者と比べて「差別化」が可能です。
その結果、「採用担当者の目」に止まりやすくなります。
採用担当者がパッと見て「この人、良さそうだ!」って思って貰えるように、ガッツリ記載するといいワン!
- 実績を記載すれば、「どんな経験」を積んできたかが伝わる。
- 実績した現物(例えばHPのURL等)を提示できれば、「実力」が伝わる。
- 何の作業をしたかを記載すれば、「何をこなせるのか(スキル)」が伝わる。
更に「仕事に対する考え方」まで記載すれば、それに賛同してくれた企業から、面接案内の連絡が届きます。
大手企業への転職を成功させたいなら、「職務経歴書の重要性」をしっかり理解する必要があります。
は〜い!
転職エージェントを活用しよう
実際に「よし、大手企業に応募をしてみよう!」と思ったら、是非次の点を心がけてください。
- 転職エージェントを活用する。
何故なら、大手企業は必ずと言っていい程、転職エージェント経由で求人を出しているからです。
大手企業が転職エージェントに「採用代行」を依頼している理由
- 大手企業には色々な「応募者」から応募が来る。
- これらの応募を全て相手にすると、「採用業務の時間」が膨大になる。
- だから、代わりに転職エージェントに「採用代行の依頼」をしている。
- 結果的に「自社が求める人材」を効率よく獲得できる。
なるほど〜!つまり、転職エージェントには「大手企業の求人」が集中しているわけですね!
うん。そういうことだワン!
「大手企業の求人」は、転職エージェントを通せば、すぐに見付かります。
また、転職エージェントを活用するメリットは他にもあります。
転職エージェントを活用するメリット
- 「職務経歴書」の添削をしてもらえる。(書類選考に通りやすくなる)
「職務経歴書」の重要性は、先程の項でもお伝えした通りです。
転職エージェントを通せば、しっかりチェックをしてもらえるのです。
客観的なアドバイスを貰えるのは、非常に助かるワン。
また、年収交渉の面でも、転職エージェントがいれば心強いです。
転職エージェントがオススメな理由
- 転職エージェントが「年収交渉」をしてくれる。(間に入ってくれるから)
実際に、大手企業に、自ら年収交渉は中々しにくいものですよ。
まず、大きな建物の中に入り、緊張した場の中で、交渉を切り出すわけですからね。
転職犬さんも、経験あるんですか?
言いづらかったから、面談後にメールで交渉したら、悪い印象を与えてしまったワン。
・・・。
かと言って、黙っていても年収は勝手には上がりません。
企業側の、「できる限り安く採用をしたい」という姿勢を舐めてはいけません。
しかし、転職エージェントを通せば、交渉を代行してくれるので、問題解決です。
- 大手企業は、転職エージェントとの「関係性」を大事にしているので、交渉を前向きに聞いてくれる。(今後も人材を紹介して欲しいから)
なるほど〜!
大手企業への転職を成功させるためのポイントの一つに、「転職エージェントの活用」が挙げられます。
まとめ
中小企業から大手企業への転職は、決して無理ではありません。
「難しそう・・・」と感じるのは、幻想だワン。
- 自身の専門分野で、プロ水準の「スキル」「経験」を獲得している。
- 「幅広い経験」を積んでいる。
これらを満たせているなら、「大企業への挑戦権」は必ず持っています。
実際に転職をする際には、「職務経歴書」をしっかり充実させましょう。
どれだけ努力をしても、採用担当者に伝われなければ、意味がないからです。
転職エージェントの活用も、忘れてはなりません。
- 大企業の求人は、転職エージェントが保持している場合が多いから。
- 転職エージェントを通せば、年収交渉もうまくいきやすいから。
転職の道筋が見えれば、あとは行動あるのみです。