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私は27歳の時に転職をしましたが、その際に危うく5万円の月給ダウンになりかけたことがあります。
結論を言えば、私のスキルが足りずに会社からの評価が下がって、給料を下げると通告を受けたのです。
うわ〜っ!給料を下げるなんて言われるのはきついですね!
うん。通告を受けた時は頭が真っ白になったワン・・・
当時の私には月給が5万円下がってしまえば、現実的に生活自体が赤字になってしまう大問題でした。
しかし色々模索した中で、結果的には2万円の月給ダウンで済み、何とか大幅の給料ダウンは免れることができました。
大幅のダウンを免れて良かったですね!
うん。危ない所だったワン。でも、2万円下がっちゃったワン。毎月のオイラのお小遣いが・・・
・・・。
転職マスター犬
・・・。
今回は自分の苦い体験談を元に、読者の方が私と同じ過ちを起こさないように体験談を共有していきますね。
広告のデザイナーからWebデザイナーへの転職
私は27歳の時にWebデザイナーに転職をしました。
それ以前は広告のデザイナーをしていたのですが、キャリアアップを目指し、Webデザイナーになったのです。
なるほど。デザイナーとしてステップアップをしたわけですね?
うん。もう少し「仕事の幅を広げよう」と思ったワン!
簡単にイメージをすると、広告デザイナーは広告をデザインするのが仕事です。一方でWebデザイナーはホームページをデザインするのが仕事になります。
給料30万円でスタート!しかし・・・
広告デザイナーの仕事をしていた時、私は上場しているIT企業で働いていました。当時の月給は30万円。
そして、転職先は小さなWeb制作会社でした。(ちなみにこの時に頂いたオファーも月給30万円です。)
しかし、入社をしていよいよ業務スタート!となり、新しいキャリアが順調に始まった!とはなりませんでした・・・。
入社して1ヶ月が経った頃に、社長と個人面談をする機会がありました。
その際に、何と試用期間中の3ヶ月間が終わったら25万円の給料じゃなければ、本採用はできないと通告されたのです。
うわ〜。僕ならモチベーションが折れてしまいますね。
うん。面談した日の帰りは「この先どうしよう・・・」と考えていたのを今でも覚えているワン。
会社都合ではなく、私のスキルに問題があった
給料を下げる通告を受けた理由は、Webデザイナーとしての私のスキルがあまりに低かったからでした。
実は私がこの会社に入社をして業務をしてみると、周りのWebデザイナー(当時は私以外に2名いた)の足を引っ張るばかりだったのです。仕事のスピードも遅く、業務にも慣れていなかったからです・・・
結果的に、会社の仕事が円滑に回らなくなってしまったわけです。
うわ〜。僕も経験したことあります。仕事ができないと、社内での居場所が中々ないですよね。
うん。自分が情けなかったワン。
大きな会社では、一人のスキルが足らなくても問題はありません。大企業はそのように運営されているからです。
しかし、小さな会社ではそうはいきません。一人の従業員が足を引っ張れば、業務全体に大きな影響を及ぼすからです。
そんな環境の中で、私は全く業務をこなせなかったのです・・・。
実は私、面接で「できます!できます!」アピールをかなりしてしまいました。webデザイナーにどうしてもなりたくて、面接では強気に出てしまったのです・・・
そういった背景もあり、「期待外れだった」という思いが、社長には強かったのでしょう。
なるほど。転職犬さんが優秀そうに見えたけど、実際は違ったという判断をされたわけですね・・・。
うん。優秀そうに見せたオイラが悪かったワン。
どうしてできないのに、「できそう」に見せてしまったんですか?
「入社しちゃえば何とかなる」って思ってしまったワン・・・。
・・・。
・・・。
私は25万円の給料では生活が苦しいので、試用期間でこの会社を辞めるべきかどうか、について考え始めました。
試用期間中に何とか頑張り、少しの給与ダウンで済んだ
自分のスキルが低かったことが原因にも関わらず、会社からの通告に私は不満を覚えました。
「他の会社でWebデザイナーをしよう!」と短絡的に思い始めたのです!
転職犬さん、逃げちゃうんですか??
うっ・・・。だって給料が・・・。
しかし転職の情報収集を通して、私はWebデザイナーの年収相場を初めて知りました。この時に理解をしたのが以下の事実です。
・月給30万円のWebデザイナーは、プロレベルの人。
・未経験者や初心者のWebデザイナーの平均月収は22万~25万程。
つまり、会社から受けた通告は、ごくごく当たり前のことだったのです。
それどころか、他の環境に移っても給料30万円はおそらく厳しいと痛感しました。
面接でアピールをして30万円の内定を貰えても、時間の経過とともに、私の評価は下がるだろうな、と直感的に理解したのです。
なるほど。そもそも転職犬さんのスキルに比べて、高い給料をもらえたいたわけなんですね。
うん。だから本来は、オイラが不満に思うこと自体、筋違いだったワン。
そして今転職をしても、同じことをまた繰り返してしまうのではないか?と思うようになりました。
だから、腹をくくることにして(生活がかかっているので)、試用期間中の3ヶ月間は必死で働くことにしたのです!
試用期間中に頑張って働いた結果、最初は慣れなかった業務も、少しずつこなせるようになってきました。
そして、試用期間が終わる頃に、再度社長と面談をすることになりました。この時の内容は以下でした。
- 25万円に給料を下げるのではなく、28万円で本採用をする!
私の中で3万円はすごく大きな数字だったので、すごく嬉しかったです。
5万円ではなく、2万円の減給で済んだのですね!でも、どうしてですか?
試用期間中の頑張りを認めてもらえたワン。努力してよかったワン。
転職犬さん、偉いですね!
・・・てへっ(笑)
会社を辞めるのではなく、なんとか踏みとどまってよかったと思えた瞬間でした。
給料が下がる原因が自分にある場合に心がけて欲しいこと
この当時の出来事は、私のとって大切な教訓となりました。
しかし今思えば、もうこのような経験はまずしたくありません。本来は「自分が原因である」ことに加え、「自分の無知」が災いした結果だからです。
「給料が下がる」というケースは、人によって様々な理由があると思います。
そして、その原因が自分自身にある場合は、スキルが足りていない場合がほとんどではないでしょうか。
能力が足りずに給料が下がった場合、転職をしても、結局同じようなことを繰り返してしまいますよ。
転職先で、給料に見合った働きができなければ、また「減給するリスクがある」ってことですね!
うん。そういうことだワン。世の中よくできているワン。
こうなってしまったら、あなたのキャリアはどんどん汚れていくに違いありません。
そこで、もし自分が原因で給料が下がったのなら、次の作業をしてみてください。
・自分の市場価値を客観的に知ること。
これが重要です。詳しくみていきましょう。
自分の市場価値を知ること
・企業があなたを採用した場合、どのくらいの年収を出してくれるのか。
・あなたの「スキル」「経験」は、業界でどのくらいのポジションに位置するのか。
これらを知ることは、給料が下がった際の、今後の指針としてすごく役立ちます。
給料が下がった時に大切なことは、次の内容だと言えます。
- すぐに辞めるのでもなく、無理して働くのでもなく、まずは「自分の市場価値を知る」ことが大切!
自分の市場価値を客観的に知るには、転職エージェントがオススメです。
転職エージェントは日々たくさんの求職者と、企業の採用担当者と仕事をしており、膨大な情報を持っているからです。つまり、「経験的」にも「感覚的」にも年収相場を理解しています。
なるほど。「希望年収」と「スキル・経験」に差があるなら、当然そこを突っ込まれるわけですね?
うん。そういうことだワン。
もしあなたの市場価値が低いなら、転職をしないで、まずは自分磨きをしなければなりません。転職活動に失敗する確率が高いからです。
どこに行っても、希望年収をもらえないので、まずは「スキルを磨こう」ということですね?
うん。そういうことだワン。転職にエネルギーを注ぐ時間があるなら、自分磨きに時間をかけた方がいいワン。
逆も然りです。「あなたのスキル・経験」があるのに、今の会社で単純に給料が下がっただけなら、転職によって給料を戻せるかも知れません。
なるほど〜。転職した方がいい場合もあるってことですよね?
うん。一方的な会社都合等で給料が下がった場合は、転職することで年収を戻せるワン。
こういったことがわかれば、今後自分が取るべき行動が見えてきませんか。
私の場合は、自分のスキルが低すぎることが明らかだったので、転職をしても無駄と悟り、短期間は猛烈に努力をしました!
結果、少しの「給料ダウン」で済んだワン!
客観的に自分の市場価値を知ることで、今後の対応策が浮かびますよ。
まとめ
給料が下がると誰でも会社に不満を思うものですよね。
私も月給で5万ダウンを宣告された際は、ものすごく怒りの気持ちを覚え、会社を辞めそうになりました。
今ではいい「経験」を積めたと思っているワン。
しかし給料が下がるには、何かしらの理由が必ずあることを忘れてはなりません。
そして自分に原因があるなら、転職をしたところで、希望通りの収入を得ることは難しいでしょう。
だから、仮にその状態で会社を辞めたなら、間違いなくその行動は失敗です。
そうならないように、まずは給料が下がってしまったなら、冷静に今後を考えましょう。
自分の市場価値を知ることが重要だワン!そして転職エージェントが非常に便利だワン!
そうすれば、今後どうするべきか、が見えてくるはずです。