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私は29歳の時に、「新規事業責任者」への転職をしました。
2年程業務をこなしていたのですが、この時の経験は、次のように表せます。
- 会社員人生の中で、最も「濃密な時間」だった。
- とてつもない量の「経験」を積んだ。
- 「スキル」をものすごく磨いた。
「会社員人生」という表現を使ったのは、私は現在「起業家」としてキャリアを送っているからです。
しかし、独立してやっていけるようになったのは、この2年間で培った経験がベースになっているのです。
私は、断言します。
- 起業をしたいけど、勇気を持てない人は、まずは「新規事業の立ち上げ」で経験を積むべき。
- 事業の立ち上げの過程で、起業に必要な「スキル」「考え方」が身に付く。
起業というと、非常にハードルが高いように感じます。
しかし、事業の立ち上げを経験すると、意外とそうでもなくなります。
その証拠に、新規業責任者のキャリアを経て、私の人生は一変しました。
今回は「私の体験」を含め、「新規事業の立ち上げ求人」について、有益な情報をお届けします。
この記事の対象読者
・現在の年収は500万以上。
・専門スキルを持っている。
年収300万円の方や、即戦力レベルではない人は、事業企画職へ転職するのは厳しいです。
そのため、この記事の対象読者から外させて頂きます。ご了承ください。
ビズリーチ経由で事業会社からスカウトがきた
私は当時、Webの製作会社で「Webデザイナー」「Webディレクター」として働いていました。
更に当時は副業もしていて、「Webマーケティング」の仕事にも携わっていました。(会社からの許可はしっかり得ていました)
補足
・Webディレクターは、ホームページを作る案件の「進行管理」を担当する人。
・Webマーケターは、ホームページの「集客」を担当する人。
平日はもちろん、土日も含めて働いていたように思います。
私は別に、ブラック企業に勤めていたわけではありません。
単純にWeb関連の仕事が面白く、自分から主体的に働いていたのです。
だから、「Webコンサル」「Web制作」の実績は着実に積み上がっていました。
そんな時、私のキャリアに興味を持った企業から、オファーをもらう機会がありました。
ビズリーチの職務経歴書に、これまでの実績を詳細に載せていたことがきっかけです。
私が載せていた情報のステータス
・Webマーケティングの経験。
・Web制作の経験。
・Webディレクターの経験。
ビズリーチには「プラチナスカウト」と呼ばれるものがあり、企業から直接熱いメッセージが来ることがあるのです。
この時頂いた内容は、以下のようなもの。
ビズリーチで頂いたメッセージ内容
- 事業会社にて「ITの新規事業」を立ち上げるための、「責任者ポジション」としてスカウトしたい。
ほほう?
話を聞いてみると、「制作」「マーケティング」「ディレクション」を並列的に経験しているところに、可能性を感じてもらったとのことでした。
私はこれまでに「事業を立ち上げる」という経験はなかったので、この話はとても魅力に感じました。Web制作会社でも一通りの経験ができていたので、IT業界から他業界への転職を決意!
事業会社にて、私の事業企画職のキャリアがスタートしたのです。
関連リンク
ビズリーチについては、以下の記事で内容を解説していますので、ご参照ください。
プラチナスカウトについては、以下の記事で徹底解説していますので、ご参照ください。
新規事業の立ち上げチャレンジ
「新規事業を立ち上げる!」という響きは良いものの、入社をしてからは苦労の連続でした。
まずそもそも経営陣サイドが、何を立ち上げたら良いのか、理解すらしていなかったのです。
この事業会社は、飲食業やアパレル業を中心に事業展開をしていました。
簡単に言えば、この事業がうまくいっていなかったのです。
会社がIT部門を立ち上げた理由
・そしてついには赤字の店舗まで出てきた・・・。
・だから、ITの力でどうにしかしたい・・・。
・けど、どうしたらいいか分からない・・・。
だから、まずはITの力で、「店舗への集客」を最大化できるかの分析から、業務がスタート。
そして分析を元に、次に行ったことは以下。
・「ITでどうしていくべきか」を経営陣に提案。
・「そのためにはどんな人材が必要か」を経営陣に説明。
事業計画書という形にして落とし込み、数字を用いて経営サイドに戦略を提案したのです。
・・・ここまで簡単に書いてきましたが、このプロセスだけでもすごく大変でした。
そんな感じがすごい伝わります。
何とか頑張ったワン。
まずITの知識が全くない経営陣に、わかりやすくシンプルに提案を説明しなければなりません。
そして、事業計画書等も初めて作ったので、時間もすごくかかりました。
更には、事業を立ち上げる過程で、次の仕事もこなすことになりました。
・社外の人間との業務。
・IT関連の人材の採用業務。
マジですかぁ〜。
気合いでやりきったワン。
この時の体験はまるで、次のようなものでした。
- 経営陣が「株主」で、私が「経営者」。(起業そのもの)
正に、「起業の疑似体験」ですね!
うん。本当にそうだったワン。
とても大変な日々でしたが、時間は濃密で、仕事にのめり込み、あっという間に時間が過ぎていったことを覚えています。
「もう一回やれ!」と言われたら、もうできないワン・・・(笑)
なるほどですね(笑)
事業企画を立て、新規事業を立ち上げた経験は財産になる
この会社で働いた2年間は、私が企画した事業企画書を元に、ITのビジネスをどんどん事業化していく日々でした。
ものすごくエネルギーを使いましたが、「一生の財産となる経験」を積めました。
一生の財産になった経験
- 「新規事業」を立ち上げた経験。
- 「事業」を企画して、運営まで行った経験。
この時に培った「スキル」「経験」が、今の私の土台を作っているからです。
もし、この記事を読んで頂いている方が「新規事業」や「事業企画」に興味を持っているのなら、私は背中を押しますよ。
大変かも知れませんが、濃密な時間を過ごせ、圧倒的な成長ができるからです。
成長スピードは、普通の人の2倍速だワン!
ほへ〜!
具体的には、以下のような貴重な「スキル」「経験」が得られます。
・マルチなスキルが身につく。
・起業の練習台になる。
この3つです。それぞれ見ていきましょう。
俯瞰的な視点を持てるようになる
「新規事業の立ち上げ」「事業運営」を経験すれば、俯瞰的な視点を身につけることができます。
私はデザイナーとして働いていた経験があります。この時は、「目の前のデザイン業務だけ」を考えれば、私の仕事はこなせました。
私はディレクターとしても働いていた経験がありました。この時も、「目先のプロジェクト進行管理だけ」を考えれば、私の仕事はこなせました。
しかし事業を運営するとなると、話は全く変わります。
- 常に視点を上げて考え、行動しなければならない。
- 色々なことを複合的に考え、バランスをとりながら、業務を進めていく必要がある。
事業全体から見れば、「デザイン」も「目先のプロジェクト」も事業要素の一つの部分でしかないからです。
最初は大変で、慣れるまでにたくさんの失敗をしました。
しかし徐々にコツを掴んでいき、うまく事業を回せるようになっていったのです。
この経験から、「俯瞰的に物事」を考えるようになり、ビジネス感覚を磨くことができました。
「俯瞰的に考えるスキル」は、起業の際に必須となるスキルだワン。
マルチなスキルが身につく
事業を立ち上げる過程では、様々なことが起こりえます。
私の経験的にも、計画通りに進むことなんてまずありません。
・予測できなかった事案に時間を割いたりする必要がある。
・事業化のプロセスで利害関係の衝突もあったりする。(これが本当に大変)
私の場合、「社内」「社外」の人間を巻き込んで、新規事業の立ち上げを進めていました。
だから、それぞれの人間が動いてくれるように、気を使う場面が非常に多かったです。
これ、本当にしんどかったワン。
転職犬さん、偉いですね!!
しかしこのプロセスを通して、以下のスキルが身に付きました。
- ビジネスを進めるための「バランス感覚」。
- 色々な関係者と仕事を進めていく「調整能力」。
更に新規事業を立ち上げる時、どうしても足りないのが人手です。
そのため、自分自身でも色々な作業をこなさなければなりません。
私の場合は、マーケティング関連の業務は一式担当していました。
かなりハードでしたが、自分で立ち上げた事業の命運がかかっているので、前向きに取り組むことができました。そして、マーケティングのスキル一つをとっても、飛躍的に能力が向上したのです。
転職犬さん、本当に偉いですね!
半ば強制的に、スキルが身に付いたワン。
新規事業の立ち上げ現場に身を置けば、必然的にマルチなスキルを磨けますよ。
- 起業をするなら、マルチなスキルが必要になる。(自分で色々な対応をしなければならないから)
- 新規事業の「立ち上げ」と「運営」をする過程で、マルチなスキルは一式身に付く。
この時磨いたスキルが、今役に立っているワン。
起業の練習台になる
新規事業を立ち上げることは、起業を疑似体験することに他なりません。
・経営陣に提案をする。
・予算を獲得する。
・実行に移す。
この流れは、以下のプロセスそのものと言えます。
- 起業家が、投資家から資金を得て、事業を起こすプロセス。
つまり、会社に所属しながら起業をしているようなものです。
ほほう〜!
そして新規事業を立ち上げて分かったことは、ものすごくエネルギーを使うということ。
- 常に「全体」を考えて仕事をする。
- 「数字」を管理する。
- 「社内の人間」をプラスに方向に巻き込んでいく。
- 「社外の人間」をプラスに方向に巻き込んでいく。
- 失敗をしたら、すぐに軌道修正をする。
はっきり言えば、好きじゃないとできない仕事です。
でもこのプロセスは通過することは、起業を体験しているようなものです。
なぜなら私がこの時通ったプロセスを、今は起業家として通っているからです。
なるほど〜!
うん。本当にこの通りだワン。
新規事業の立ち上げを経験することで、「起業の練習」をすることができます。
お金を貰いながら、企業に必要な「スキル」と「マインド」が一式身に付く
こんな人は、絶対に「新規事業の立ち上げ求人」に応募をするべきです。
・起業をしたい。(だけど、その勇気がまだない)
「新規事業の立ち上げ」や「事業企画」を経験すれば、「起業へのハードル」は一気に下がりますよ。
何故なら、私が実際にそうだったからです。
私の体験事例
- 事業責任者の仕事を日々頑張っていた。
- 気が付いた時、「自分でもビジネスができるのではないか?」と思えた。
- そのまま自然と行動に移せることができた。(思ったより、勇気はいらなかった)
一般的に、「起業をしたい!」という人は多くいます。
でも、残念ながらほとんどの人は、「起業をしたい!」と思ってるまま、実行に移すことはありません。
これ、何故だと思いますか?
「起業」と「会社員としての新規事業責任者」のどちらも経験した私には、理由が分かります。
ほとんどの人が起業をしないまま終わる理由
- 「会社員」と「起業家」では、必要なスキルが全く違う。
- 自分自身の専門分野だけ磨いても、起業はできない。(幅広いスキルが必要だから)
- 更に、「会社員」と「起業家」では、「考え方」も全く違う。
- 「会社員の思考」のままいても、決して「起業家の思考」になることはない。
つまり、「会社員」と「起業家」は、もはや別物の人種なんです。
だから、「会社員」から「起業家」にジャンプするには、とてつもない大きなエネルギーが伴うんですね。
なるほど〜。
うん。これ、重要ポイントだワン。
しかし、会社員として「新規事業責任者」を経験すると、話が変わります。
- 起業に必要な「考え方」を部分的に習得できる。
- 起業に必要は「スキル」がある程度身に付く。
つまり、起業への「抵抗」や「壁」を、壊すことができるんです。
何故なら、「企業に近い体験(事業の企画、立ち上げ)」を既に経験できているからです。
なるほど〜!
うん。起業に対しての「心理的ハードル」が下がるワン。
要するに、新規事業の立ち上げを経験すると、次のような「思考回路」に切り替わるんです。
- 元々「起業をしたい!」と思っているけど、どうしたらいいか分からない。
- 新規事業の企画をすることで、「企画スキル」が身に付く。
- 事業を立ち上げることで、「立ち上げスキル」が身に付く。
- 事業を運営することで、「運営スキル」が身に付く。
- ある日、「自分でビジネスができるんじゃないか?」と思うようになる。(私はこれ!)
- 自然と起業ができる。(私はこれ!)
なるほど〜!
「新規事業の責任者」をやったことは、おいらの一生の財産だワン。
新規事業責任者のポジションを通して、得られるメリットは以下。
- お金を貰いながら、「起業の訓練」ができる。
- しかも、「年収自体」も高い。
正に、「起業のための転職」と言えます。
「新規事業立ち上げの求人」に応募をしよう
ここからは、実際に「新規事業責任者の求人」の見つけ方を見ていきます。
・ハイキャリアの転職サイトを活用する。
この二つです。それぞれ見ていきましょう。
転職エージェントを活用する
まず絶対に外せないのは、転職エージェントを活用することです。
実は、「新規事業の立ち上げ」「事業企画職」の求人は、Web上にはあまり公開されていない場合が多いのです。
Web上にあまり公開されていない理由
- 新規事業は極秘プロジェクトの場合があるから。(競合に知られたくないから)
- 「事業企画職の人材」は簡単には採用ができないので、転職サイトに載せてもメリットが少ないから。(掲載するだけで、費用がかかるから)
「新規事業立ち上げの求人はどこにあるのか?」と言うと、転職エージェントが保持している場合が多いのです。
ほほう?
転職エージェントが求人を保持している理由
- 転職エージェントが「非公開求人」として保持することで、競合に求人の存在を知られずに済むから。
- 転職エージェントに、採用業務をある程度代行してもらうことで、質の良い人材を獲得できるから。(自社で人材を探すと大変)
- 転職エージェントに依頼した方が、費用対効果がいいから。(成功報酬モデルなので、採用をしなかった場合は、企業は費用を負担せずに済む)
なるほど〜!
「事業企画職」に転職をするなら、転職エージェントの活用は必須です。
ハイキャリアの転職サイトを活用する
もう一つ、オススメの方法があります。
- ハイキャリア専門の転職サイトを活用する。
ほほう?
この記事でも述べている通り、「新規事業の立ち上げ」には「様々なスキル」が求められます。
だから、企業側としても、できる限り「優秀な人材」にポジションを任せたいのです。
- ハイキャリアの転職サイトには「優秀な人材」が集まる。(高年収の案件があるから)
- だから、「新規事業の立ち上げ求人」も多く掲載されている。
なるほど〜!
実際に私もハイキャリアの転職サイト(ビズリーチ)で、新規事業責任者に転職をしました。
「事業企画職」に必ず転職したいなら、ハイキャリアの転職サイトにも絶対に登録をしましょう。
まとめ
「新規事業の立ち上げ」や「事業企画職」への転職は、次のように表せることができます。
- 起業のための転職。
起業に必要な「スキル」「マインド」が身に付き、起業へのハードルが下がるからです。
実際に、事業責任者を難なくこなせるようになれば、次のメリットがあります。
- 起業をすることもできる。
- 他の企業へ「高給」で転職することもできる。
輝かしい未来が見えたら、後は行動あるのみです。